この分散会ではなかなか話題が噛み合わず、討論が停滞気味でした。
特に、拡大関係の話題では積極的な発言が出にくい雰囲気で、皆さん拡大には非常に苦労していることが感じられました。
個別の発言としては金属関係は中国の特需を反映して、一部好況であることを除けば全体的にどの業種も経営が困難な状況が浮き彫りになりました。
個人事業者が苦しい原因としては、総じて大企業による市場の寡占化という傾向があげられます。
住宅関係では大手建築会社に顧客を取られる一方で、下請け業者の取引条件は悪化の一途という状況のようです。
また、浜松など大規模大型店の郊外出店が激しい地区では、中心市街地のゴーストタウン化が深刻で、これも大手資本を優遇する行政の為す所といえます。
もうひとつの問題としては、いずれの業種に関しても後継者不足ということがあげられました。
特に、特別な技能を必要とする職人の世界では、敢えて子供に後を継がせないというケースも多く、長年蓄積されてきた技術が絶えてしまうのは真に憂慮すべき事態であると思います。
最後に、写真館を営まれている方のお話で、デジタルカメラの急速な普及によって仕事がほとんど無くなってしまったというお話が印象に残りました。 こうした技術革新によっておきる、突然の業態変化はこのカメラの例には留まらず、どのような業種にも起きうることであるというのは、常に念頭におくべきなのかもしれません。
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